続・週末の過ごし方

あいかわらず部屋の掃除と台所の整理と食事の準備がかなりの時間を占める。あろうことか、備忘録には「気分転換になるからいいのだ」と書いている。考えると贅沢だ。貴重な時間を、買ったり店に行けばあっという間に済むことに費やしているなんて！

ハンズや無印で日用品をひとつ買おうと思って、その三倍くらい余分な物を買ってしまうというパターンを続け、この二ヶ月は赤字が続いてる。が、部屋もずいぶん片付きアンド人の生活する環境が整ってきて、いつでも人をご招待できるようになりました。
無印やハンズやロフトで実際の生活場面を想定しながら商品をチェックして思ったのは、生活の中であったらいいなと考えられて生み出された商品ジャンルはあまりにも多岐にわたるようになった結果、「あったらいいな」は、もはや「別に無くてもいいな」でもあり、物を過度にこまめに分けて収納するのは、必ずしも生活の効率を上げる方向には働かず、環境を整え新しい環境での整理を軌道に乗せるのに時間がかかることから、その整理自体が目的となることがしばしばあり、言い換えれば、生活の中に遊びを見い出させ（商売を発生させ）るものだ。それが楽しいなら、それはそれで良いのだろうけど。

東京に行ったときに、青山ブックセンターで買ってきました。この日本語版はちょっとした小説並みの文字ボリュームです。最初から最後まですみからすみまで読もうとしなくても、パラパラと拾い読みして楽しめば良いのではないかと思いました。

イームズ入門―チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景